淋菌感染症は、感染者の粘膜や体液と接触することで感染する性感染症ですが、感染部位は性器以外にのど、咽頭にも感染することからオーラルセックス、つまりフェラチオによっても感染します。

ある統計では、淋菌感染症の約6割は風俗店で従事する方やサービスを受けた客による感染であったというデータもあるようです。

淋菌の検査を受け、性器から淋菌が検出された方のうち、男性では咽頭での淋菌検出率は12~30%で女性では咽頭での淋菌検出率は30~70%と咽頭と性器に同時に感染している確率が非常に高いのが特徴です。

ですので検査を受ける場合は、のどの検査を同時に受けておいた方が良いでしょう。

淋菌は他の感染症に比べ感染力が非常に強く、感染者と性行為をした場合に感染する確率は3割以上であるとされます。

キスで咽頭淋菌は感染するのか?

咽頭への感染は、粘膜や体液との接触で感染することから、ディープキス、オーラルセックス、口による性器の愛撫などで感染するので、コンドームを装着していても感染を防げません。

のど(咽頭)淋菌の症状

男女ともに性器への感染に比べ、症状が乏しく咽頭淋菌による咽頭炎になると咽頭痛(のどの痛み)発熱などの症状がでることもありますが症状からではわかることはほとんどありません。

ですので症状がある性器への感染が治癒しても咽頭に淋菌が残っており再度感染を感染したり感染を広げる可能性があります。

のど(咽頭)淋菌の潜伏期間

3~10日と言われており、感染日から2~3日で検査が可能です。

のど(咽頭)淋菌の検査

水道水でうがいをして、その水を検体として採取して淋菌の有無を調べる方法が主流です。

検査を受けた方が良い人

風俗店などで仕事としてオーラルセックスをしている人は定期的に検査をする必要があります。

性器から淋菌検出された人は咽頭にも感染している可能性が高いので、咽頭の検査をする必要があります。

ディープキスを含め、口での感染機会があった人は念のため検査を受けた方が良いでしょう。

また、病院で咽頭炎と診断された後、処方された内服の抗生剤でなかなか症状が改善しない人は検査を受けてみましょう。

のど(咽頭)淋菌の治療

淋菌の治療には抗生物質が使われ、内服や点滴などにより投与されますが淋菌には耐性菌が多く内服薬に対し耐性化を示す場合は抗生剤の点滴が選択される場合があり1回で(30分程度)95%以上の有効性があるとされます。

点滴がなされた後、2週間後以降に検査で陰性となっている場合は治療が完了します。

淋菌は、耐性菌が出やすいことから治療で完全に菌を死滅させなければ、再発しさらに強い耐性を獲得してしまう可能性があります。

ですので治療は症状が良くなったからと言って、自分の判断で治療を止めることはせず、医師に決められた期間薬をのみ続け検査により陰性になったことを確認することが大切です。

咽頭に感染した淋菌は、性器に感染した淋菌よりも完治しいので治療は途中で止めないようにしましょう。

のど(咽頭)淋菌を放置し自然治癒はあるのか?

感染症は稀に他の感染症で治療した時に飲んだ抗生物質で偶然な治る場合がありますが、淋菌は抗生物質による体制を獲得していることが多いことから自然治癒することはほとんどありません。

淋菌の性器感染は、早期に適切に治療されれば比較的短時間で治りますが、咽頭感染は検査も保険適応困難であったり、咽頭の治療がされないこともあることから、咽頭に淋菌が残り再感染をする場合があります。

男女とも症状が出ないことから検査を受けない人がほとんどなので、感染機会があった場合は自発的に検査をすると良いでしょう。

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